Moepan.

彼女は成城彼女の花。立っているだけで可憐な雰囲気を纏い、見る者全てを魅了する。しかしその輝かしい笑顔の裏には、沢山の涙があった。

 

ニックネーム:もえぱん

学年:大学2年生

出場経験:UNIDOL 2015 Summer 関東予選、敗者復活戦

UNIDOL 2015 Fresh

UNIDOL 2015-16 Winter 関東予選、敗者復活戦、決勝戦

 

―好きなアイドルを教えてください。

 実は、UNIDOLになるまでアイドルにはあんまり関心がありませんでした。中学3年生くらいのときブームに乗っかって『AKB48』が好きだったくらい。AKBっちょとか集めてましたね!他のUNIDOLチームさんのパフォーマンスを観たり、セトリを組むためにたくさん調べたりして、今ではだいぶ詳しくなったしアイドルの素晴らしさに気づきました!(笑)中でも『Luce Twinkle Wink☆』が好き!キラキラしてて可愛すぎる正統派アイドル!でもダンスはキレッキレだし5人のシンクロ率も抜群で、みてて楽しいんです!特にいーちゃんこと板山紗織ちゃん推し!

 

―好きな食べ物はなんですか?

 牛タン。

 

―趣味はなんですか?

 読書!小説をメインに幅広ーく読みます!多い時では年間100冊くらい読んでました!雑誌を見るのも好きで、大学の部活動でフリーペーパーの制作もしています!あとは、パンダグッズとイヤリング集めかな!

 

―特技を教えてください!

 書道。近々どこかで披露するかもしれません!意味深だね!(笑)

 

―今までになにか習い事をしていましたか?

 書道を7年間!部活は中学で陸上と生徒会、高校ではバトミントンとESSに入っていました。陸上では100m走をメインに短距離をやっていて、当時50mは6秒台で走れましたよー!あとこれは本当にはじめて言うんですけど、小学校のクラブで3年間ダンスをやっていました。しかも部長!ダンス苦手だからひた隠しにしてました(笑)

 

  

―成城彼女ってどんなグループですか?

 うーん...〝何も持っていないグループ〟ですかね。UNIDOLで大事なダンスだって上手いわけじゃないし、何かが飛び抜けた特別なグループじゃないんです。本当にごく普通の女子大生が偶然このメンバーで集まっただけだから。でも、それを努力で乗り越えられるだけの根性をもったグループです。ド根性彼女ですよ(笑)清楚って言っていただけることもありますが、舞台裏は汗と涙にまみれた泥臭い〝何にでも全力で立ち向かえる努力家グループ〟です。逞しいでしょ?(笑)

 

―成城彼女に入ったきっかけを教えてください。

 元々入っていた部活の先輩が「成城大学は可愛い子が多いのにユニドルがないのはもったいない!」という思いを元に結成されたのが成城彼女です。その先輩にお声がけいただいたものの全く興味がなかったので(笑)、アイドル好きの友達を紹介して説明会に連れてったところ、押しに負けてなぜか私までエントリーシートを書いてズルズルと…といった感じです。自分とは無縁のキラキラした世界でしたが、こんなにアツイ学生生活を送れるなんて本当に入ってよかったです!ちなみに、そのアイドル好きの友達はぱるちゃん(笑)

 

―成城彼女に入ってから1番泣いたことはなんですか?

 泣いてばっかりですよ。ほんとに泣いてばっかり。嬉しくても辛くても泣いてるもん(笑)その中での1番って何だろうなぁ...。うーん。色々思い出すだけでまた泣きそうになってきたからこの話はもう少し後ろでお話しますね!

 

―では1番嬉しかったことは?

 これは絶対、UNIDOL2015-2016Winter敗者復活戦を1位通過したとき。名前を呼ばれたあのシーンです。全部が報われた瞬間でした。あの動画見るだけで泣きそう。まだ「せっ…」しか言ってないのにみんなワァアアって(笑)そこに至るまで色々あったし、そういう自分たちが積み重ねてきたものを信じてたからそれが結果として認められて本当に本当に嬉しかった!!!

 

―1番悔しかったこと、大変だったことも教えてください。

 部活の夏合宿から帰ってきた2日後が夏の敗者復活戦でした。夏合宿中もずっと動画を見ながら練習して、帰ってきて休むこともできずに最後の日中練習にいきました。体力的に限界だったのか、もうほんとに直前で時間がないのに何度指摘されても全然思うように動けず...。一旦解散し、その後別のスタジオでまた練習だったのですが、そこに向かう途中情けなくて悔しくて1人新宿のど真ん中で号泣しました。

 

―付き合いたいメンバーは誰ですか?

 さえさえさん!あんなに心優しくて、笑顔が可愛くて、ふわふわで、優しくて優しくて優しい人はいません!一緒にいてくれたら日々穏やかな気持ちで幸せに過ごせそう!!!あとは、りかねぇ!美人で仕事ができる高嶺の花...キレイすぎて隣にいるの緊張しそうだから遠くから眺めてるだけになりそうだなぁ。あ、これ自分が男だったら目線で妄想してます!(笑)

 

―尊敬するメンバーもお願いします!

 全員。これは本当に全員それぞれ尊敬しています。

 

―あなただけが知っているメンバーのいいところは?

 ゆまちはどこかぶっ飛んでてちゃらんぽらんに見えるけど、本当はいろんなことを誰より考えてて、実はメンバー1鋭い!と思います。

 

―今までで1番思い入れのある曲はなんですか?

 チームしゃちほこの『抱きしめてアンセム』。UNIDOL Fresh大会で披露した曲です。それまでやりたくてもできなかったジャンルの曲で、練習から楽しくてたまりませんでした!真夏に公園で練習したりしたなぁ(笑)PVも編集技術がないからってかなり長くをワンカットでいこうって。NG連発で何回も撮りました。暑かったねー!キャッチーでエネルギッシュな曲調、メッセージ性の強い歌詞も大好きです!出る杭打たれてたまるもんかっ!!!

 

―好きなPVや衣装はありますか?

 PV毎回すごいですよね!りいささんすごいですよね!!!

 『命は美しい』は曲の世界観を表現したメンバーの表情が大好きで何回も観てしまいます。『サラバ、愛しき悲しみたちよ』はゴシック調のレンタルスタジオを借りての撮影でした。24時から翌6時とかまで今まででダントツ長かったし思い入れがある!あとは『ガールズルール』のPVも好き。今までの写真のスライドショーが歌詞と相まって毎回泣いちゃいます。

 

―いつかやってみたい曲はありますか?

 Luce Twinkle Wink☆の『You are a star!』もうね、ずーっっと言ってるんだけどなかなか機会がなくて...。みんなでタオル振り回してぜったい楽しいよーっ!!城カノタオルつくってやろう!夢膨らむね!!!!(笑)

 

―辞めようと思ったことは、ありますか?

 あります。何十回も。中でも1番強く決意したのは、よく成城彼女内で〝崩壊〟と表現されるあの時。いきなりガシャンと壊れたわけじゃなくて、必死で積み重ねる中でどんどん歪みが大きくなって立ってられなくなったという感じでした。UNIDOLに何の知識も持たずステージに立ち、他のチームを見て自分たちの拙さを思い知らされた2015年夏予選。〝お遊戯会〟と表現されたこともありましたが、その頃の私たちの認識もダンスも本当にその程度でした。そんな自分たちから抜け出したくてそれぞれが必死すぎて、隣で足を踏ん張ってるメンバーに気づけずにいたんです。

 みんな色々な悩みを抱えていたと思いますが、中でも私のというか現2年は学年の壁に悩んでいて。先輩に意見をほとんど聞いてもらえないように感じ、自分の存在意義がわからなくなって…物凄く苦しかった。ぱるなんてストレスでさらに痩せてしまって。

 10月31日、耐えかねたゆま、ぱる、私の現2年全員は今冬大会で成城彼女を辞めることを決意し、先輩方にご報告しました。文化祭出演前日のことです。先輩は、あまり驚かれませんでしたがショックを受けていたように思います。その会議の中でポツポツとみんなが今の気持ちを話し出し、メンバーの本音を始めて知ることができました。そこから、少しづつみんなが相手を意識するようになり、組織体制も整えていき、個々の寄せ集めだったのがはじめてグループになった気がします。

 今では本当に仲がいいので書いててすごく昔の話みたいに感じますねっ(笑)思えば先輩もすごく苦しかっただろうに、ほんと自分勝手でワガママだったなぁって反省してます。それをきちんと受け止めてくれるような優しい先輩方じゃなかったら私は今ここにいませんでした。感謝も尊敬もしてもしきれない。「いっぱい辛い思いさせてごめんね」って冬予選の順位発表の舞台裏でりいささんが泣きながら言ってくださいましたが、今はもう優しくしてもらったことばっかりしか覚えてません。大好き!!

 

―成城彼女を今後どんなグループにしていきたいですか?

 やっぱり今後ずっと続いていく組織であってほしいですね。UNIDOL界でも存在感のあるグループになりたいです。成城彼女が長く続くための基盤をつくっていく責任が私たち1期生にはあると思います。2年生である私たちは特に。2期生も迎え入れたことですし、ここで気合い入れ直して頑張りたいです!

  

  

―UNIDOL2016 Summerの目標や意気込みはありますか?

 目指すはてっぺん。ようやく結果がついてきて、ありがたいことに注目してくださる方も増えて。勝つなら今しかないって思っています。総力戦、仕掛けるよ。

 意気込みのひとつとして、先週バッサリ髪を切りました。今回わたしが担当するポジションの役作りのために。友達には「そのためだけに切ったの!?」って驚かれたけど、少しでもご本家を感じてもらうためなら髪の毛の20cmくらい全然惜しくない。気合いを入れるためでもあるし、お客さんやご本家への私なりのホスピタリティでもあります。ただの〝コピーダンス〟の一歩先を行ったステージを披露したいです。

 全然惜しくない、なんてかっこつけましたが髪を切る前日一緒に切りに行ったメンバーと「こわいよぅ」ってずっと言ってました(笑)あ…れ……?切ったのもえぱんだけじゃないの?気になるねぇ!気になるねぇ!(笑)近日お披露目です!

 

―では今大会の見所もお願いします!

 全部ですよ。ぜーんぶ!今まで以上に全員が本気です。王道でありながら、成城彼女らしさを全面ににじませた見ごたえのあるステージをどうか目に焼き付けてください!まばたき禁止です!(笑)

 

―あなたにとって成城彼女とは?

 「青春」みんなこう答えるかなぁ。(笑)大学生でもこんなに真剣に打ち込めることができると思っていませんでした。これが私の人生最後の青春だと思う。

 

―最後に、成城彼女が好きですか?

 大好き!!!