Riisa.

誰より一途に尽力し、チームを光で照らし続けてきた彼女。流した汗と涙を力に変え自らもまばゆく光り輝く。あの冬に誓った夢のその先とは。

 

ニックネーム:りいさ

学年:大学3年生

出場経験:UNIDOL 2015 Summer 関東予選、敗者復活戦

UNIDOL 2015-16 Winter 関東予選、敗者復活戦、決勝戦

 

―好きなアイドルを教えてください。

 『ももいろクローバーZ』と『乃木坂46』が好き。ももクロでは百田夏菜子ちゃん、乃木坂では秋元真夏ちゃんが好きです。私にとって、ももクロは「幸せにして欲しい」グループ。乃木坂は、「幸せになって欲しい」グループです。ももクロは飾らない可愛さ。いつまでも純粋無垢な子供みたいな、屈託のない笑顔を見せ続けてくれるところが大好き。乃木坂は、先輩がメンバーだから。その先輩のことが好きで憧れで、そしたら秋元さんのオーディションに合格したって学校中が大騒ぎになって!(笑)その時から絶対応援しようって決めてました。『乃木坂って、どこ?』も初回放送からリアルタイムで見て、お見立て会もその頃よくやっていた無銭イベントも、全部に足を運んでいました。今では考えられないほどヲタ活が充実してましたね(笑)乃木坂はデビュー当時からずっと見守り続けているから、好きとかいう次元はもう超えているかもしれない。メンバーみんな謙虚で、思いやりがあって、不器用で、沢山泣きながら頑張るところが好き。映像の綺麗さも、あんまりアイドルっぽくないところも好きです。

 

―好きな食べ物はなんですか?

 ラーメン。味噌バターコーンが最高!あとはガトーショコラ、プリン。

 

―趣味はなんですか?

 アイドル鑑賞。ドラマ鑑賞。テレビが好き。

 

―特技を教えてください!

 映像編集。映像や写真で何かを表現すること。早打ちタイピング。昔学校の早打ち大会で1位になったことがあります(笑)あとは着付けが出来る。しゃぶしゃぶ料亭でバイトしていたので。

 

―今までになにか習い事をしていましたか?

 ピアノは今も習い続けていて、もう17年目になります。長っ!(笑)受験期で休んだりしていたから、長くやっている割にはそこまで上手じゃありません(笑)他には、これ驚かれるんですけど…高校生のときは声優の養成所でお芝居を習っていました。声優になりたかったわけではなかったんですけど、ご縁があって。かなんごほど上手じゃないけど、演じることは好きだから、いつか城カノでお芝居をやりたいです(笑)部活動は、バスケ部でした。これも意外?あまりのハードさにすぐ辞めちゃったんですけどね。小学生のころから体を動かすことが大好きで、休み時間は常に校庭でボール遊びをしているような子でした。バスケを辞めてからは料理部。盛りつけは、得意です(笑)友達と話しながらのんびりお菓子を作って、ゆるくて楽しかった。高校では文化祭に向けて有志で集まってコピーダンスをしていました。あの頃から私のコピーダンス魂に火がついたと思います(笑)

 

 

―成城彼女ってどんなグループですか?

 ひと言で言えば、女子校。成城、って響きはお嬢様のイメージを持たれがちですが、城カノはお嬢様とはかけ離れたグループだと思います。ご期待に添えずにごめんなさい(笑)私自身、中高6年間を女子校で過ごしているので、すごく通ずるものを感じるんですよ。キャラの濃さも、「イタリアン行こっ」じゃなくて「焼肉行こうぜーー!!」なところも、勝負事には無駄に暑苦しいところも、何よりもメンバーを大切にするところも…。絆の強さは本当に女子校そっくり。女子校育ちのメンバー、2人しかいないんですけどね。なんでだろう(笑)みんな城カノのことが本当に大好きで、大好きで、大好きすぎるんです。

 あと言うとすれば、ひたすら平凡で不器用なグループ、かな。

 

―成城彼女に入ったきっかけを教えてください。

 先輩(城カノの創設者の方)に、UNIDOLに出場するためのアイドルサークルを作るから入らないかと声を掛けて頂いたのがきっかけ。本当は、入学当初から…いや、受験期からずっと、「大学ではアイドルのコピーダンスをしたい」って思っていて。でも入学した成城大学はそもそもサークル活動が盛んじゃないし、アイドルサークルなんてものは勿論なくて。でも自分が立ち上げる勇気もなくて…。だから、城カノを作ってくださった先輩方には感謝してもしきれないです。大学生活が一気に色鮮やかになりました。

 

―成城彼女での立ち位置ってありますか?

 ストレッチが得意なおっさん副リーダー。

 

―成城彼女に入ってから1番泣いたことはなんですか?

 城カノに入ってから何百回と泣きましたが、「死ぬほど辛くて泣いたこと」と「死ぬほど嬉しくて泣いたこと」、この2つは選べないです。1番なんて決められない。どっちも涙が枯れるほど泣いたから。

 辛くて泣いたのは、城カノが崩壊したとき。この件については、ぜひ成城彼女の公式ブログ「オシログ」を読んで欲しいです。(笑)ブログに全てが書いてあるので。今思うのは、「崩壊してよかった」っておかしな言い方かもしれないけど…城カノにとってあの崩壊は、間違いなく財産だったと思います。

 嬉しくて泣いたのは、冬の敗者復活戦で念願の第1位を獲得したとき。これもブログに書いてあるのでぜひ。(笑)結果発表で城カノの名前が呼ばれた瞬間、あの感情は言葉では表せられないです。涙が溢れて止まらなくて、「泣き崩れる」ってこういうことか、と(笑)あの瞬間の映像はいつ見返しても本当に泣ける。みんな「うわぁぁあああぁああん」って泣き叫びすぎて、ただの猿山なんですけど(笑)でも、単なる嬉し泣きじゃないのが、映像から伝わってくるんです。みんな同じことを思っていたと思います。「報われた」って。大袈裟でなく、生きてきてあんなに幸せ過ぎて泣いた日はないです。私にとって、これから先も絶対に忘れない、忘れたくない涙ですね。

 

―では1番嬉しかったことは?

 1番はやっぱり、冬の大会で努力が報われたこと。そして、私が書いたブログを見て城カノを好きになってくれた人がいること。あとは、決勝で披露した乃木坂46の『命は美しい』を見て、初出場からずっと成長を見守り続けてくださった審査員の和子さんが泣いてくださっていたことを知ったとき。作ったPVをみんなに褒めてもらえたとき。「この映像の前で踊れるのが嬉しい」なんて言われときの嬉しさと言ったら!1番嬉しかったこと、なのに沢山あげてすみません(笑)

 

―1番悔しかったこと、大変だったことも教えてください。

 冬の予選で第4位だったこと。(これもブログに以下略)崩壊してやっとの思いで踏み出した一歩、その時の城カノに出来る最高のパフォーマンスは何か、皆で何度も話し合って、作り込んだステージでした。こんなにも辛い思いをしながら頑張ったのに、結果が出なくて本当に悔しかった。私、悔し泣きってほぼしたことがなくて。こうなるのも運命だったのかもしれないって現実的になっちゃう人なんですよね。無理矢理ポジティブに考えないとやってられないっていうのもあるんですけど(笑)でも、そんな今までの自分が覆るくらい、本当にほんっとうに悔しかった。ポジティブになってる余裕すらなかったです。今思えば、あのダンスレベルでまあよく第4位までいけたなぁと思いますが。(笑)

 あの悔しさがあったからこそ、敗者復活戦で限界の限界まで頑張れたと思います。ステージ上にも関わらず、結果発表ではえりか様の影に隠れて下を向いて泣いていましたが、絶対に勝つって心に決めていました。それに、こんなにも悔しくて泣けるものが自分にはあるってことが、なんか嬉しかったです。自分は恵まれているなって思いました。

 大変だったことは、うーん…。「大変」とかはあんまり考えたことないです。城カノが大好きだから、きついなーと思うことはあっても、苦には感じない。ただ、大会直前期の怒濤のスケジュールと、練習の凄まじさは本当に体力的にも精神的にも追い詰められますね。きっとこれはメンバーみんなそうだけど、ほんと発狂しそうになる(笑)でも楽しいですよ、それ含めて。城カノ愛ってすごい!(笑)

 

―付き合いたいメンバーは誰ですか?

 一人に絞れない…!はるかと、ことこ!二人とも文句無しの可愛さ。ことこは飽き性だから浮気されないか不安だけど(笑)、女子力高いし、オシャレだから絶対自慢できる。はるかは、私の憧れなんですよ。言ったことないけど(笑)明るくて頭の回転が速くて、とにかく気が利く。自分の女の子の理想像ですね。

 

―尊敬するメンバーもお願いします。

 全員。尊敬できないメンバーはいない。みんなそれぞれに尊敬出来るところがあります。

 

―あなただけが知っているメンバーのいいところは?

 なつみはいつも自分後回しで、他人を優先させてる。あ、これみんな知ってるか(笑)あそこまで人に尽くせる人はなかなかいないと思います。自分が担当しない曲の深夜練に来て、変更点をメモしたりしてくれるんですよ!?優し過ぎて損してないかなってレベルです(笑)

 

―好きなPVや衣装はありますか?

  好きなPVは全部。親バカですかね?(笑)一番自信があるのはももいろクローバーZの『サラバ、愛しき悲しみたちよ』ですけど、見ていて胸が締め付けられるのはCheeky Parade『M.O.N.ST@R』のPVです。ドキュメントタッチだからエモさの塊なんですよ!(笑)あまりにもエモ過ぎて、夜な夜な泣きながら作ってた記憶が(笑)

 演出と衣装は、まさに今回の夏の予選のもの。本当にすごくて、本当にカワイイ。早くお見せしたいです!!!

 

―ズバリUNIDOLの良さ、とは?

 普通の女子大生が、自分たちの力だけでひとつのステージを作り上げる青春物語であるところ。沢山「夢」を見せてくれる場所。

 

―憧れのUNIDOLグループがあれば教えてください。

 早稲田大学『わせ女なんて呼ばないで』さん。今でも週に3回は映像見ます。本当に大好きです。わせよばさんがいなかったら、UNIDOLで認められる存在になりたいなんて思ってなかっただろうなぁって思います。わせよばさんが他のチームと一線を画しているのは、踊った曲を、本当にわせよばさんの持ち曲かの様に魅せているところ。どうしたって真似できません。凄すぎる。越えられない壁を肌で感じたのはわせよばさんが初めてでした。今でも『ワクテカtake a chance』を聴くと、あの夏の決勝の景色が思い出されて、ドキドキしてきます。わせよばさんはもう私にとって「神」でしかないので、わせよばさんみたいになりたい!とは恐れ多過ぎて言えないんですけど、あんな風に「もう一度見たい!」ってお客さんに思わせられるようなパフォーマンスが出来たらなって思います。

 

―成城彼女を今後どんなグループにしていきたいですか?

 唯一無二の魅力を出せるグループになりたい。城カノじゃないとだめだ!って思わせるような何かを持てたらいいなと思います。そしていつになっても、「努力は必ず報われる」ことを証明できるグループでありたい。

 

―成城彼女でいつかやりたいこと、夢はありますか?

 単独公演。本当に、夢です。私が城カノに入った理由、コピーダンスで自分たちのライブを作りたかったからなんですよ。簡単に出来ることじゃないって分かってます。でも、いつか叶えられたら…。審査や勝負に縛られずに、メンバーのやりたいことを自由にのびのびとやりたい。白いサイリウムの海を見てみたいですね。あわよくば、乃木坂46の『君の名は希望』を、みんなが踊っている後ろでピアノの伴奏をしたい…初期から言ってますよ、これ。(笑)今はまだ遠い夢だけど、1年前の私たちは、まさか敗者復活を1位通過して、決勝で6位を取ってる未来なんて想像すらしてなかったですからね。叶えてみせたい。もし、開催が叶ったその時は、今この記事を読んでいるあなたは結構コアな城カノのファンの方だと思うので、必ず出席するように!お願いしますねっ(笑)

 

―他のグループにはぜったい負けない、成城彼女のいいところはなんですか?

 これが一番答えたかった!!!!!あーーーーーここまで長かったぁ(笑)読んでいる皆さんもお疲れさまです…(笑)

 城カノのいいところ、それはズバリ「努力するしかないところ」です。私たちって正直ダンスそこまで上手くないし、大学の知名度があるわけでもないし大学で支持されているわけでもないし、本当に何もないんですよ。何もないから、頑張るしかないんです。才能なんてないから、努力するしかない。それってもの凄く体力がいるし、生半可な気持ちじゃ出来ないことなんですけど、だからこそ城カノは「何かを犠牲にしてでも頑張れる人しか居られない場所」になることが出来たんだと思います。勝負…というか、UNIDOLで大切なのは技術とかじゃなくて(もちろん技術はあった方がいいのかもしれないけど)、どれだけ全員の心をひとつにできるかだと思います。そこに関しては、城カノには一度崩壊を経験している強さがありますから。(笑)汗と涙では、他のチームには絶対負けないと思います。私が、他のどのチームでもなく、ここでよかったと心底思う理由は、これです。努力の城カノが、大好きです。

  

 

―UNIDOL2016 Summerの目標や意気込みはありますか?

 勝つ。色んなことに。結果を出すという意味でもそうですし、個人としても、周りに頼らずに弱い自分に勝てるようになりたい。副リーダーとしてしっかりすることも、ですね。まだまだすぎて日々反省なので。

 あとは、ただただ、楽しむ。1日1日を大切に、後悔のない最高の夏にする。

 

―では今大会の見所もお願いします!

 全部です。一時も目を離さないでください。最初の1秒から最後の1秒まで、自分たちの全てを懸けています。とりあえず言えることは、セトリが史上最強に神。もはや自分がお客さんになって沸きたいレベル…。

 

―あなたにとって成城彼女とは?

 叶わない夢を、叶えてくれる場所。この先どんな道を歩んだとしても、こんなに自分が輝ける場所はないだろうなって思います。

 みんな言っているけど、人生最後の青春。受験期に恩師が、試験がうまくいかず泣いている私に「どんな大学に行っても、あなたにとってその大学が必ず最高の場所になる」って励ましてくれたんですよ。本当にそうなんだって実感してます。この大学で、この仲間たちに出会えて本当によかったです。

 

―最後に、成城彼女が好きですか?

 好きとかじゃ表せられないな〜。(笑)大好きでも足りない。家族です。いつもありがとう!